貸農園で大成功するには。
これまで貸農園の・・・ビジネスモデルが無いにも等しいものである。
一部、ビル屋上などの「農園」では、ファッション的な・・・セレブ的な・・・生活を楽しむみたいなものがあった。
しかし・・・「貸農園」ということになれば、ちょっと異なる視点からモデルを構築する必要がある。
宇井 清太は、ランの業界で60年生きてきたから、ガーデニングする、貸農園で栽培したい人たちの気持ちは解っている。
そういう人達に共通する・・・心に動きがある。
それは・・・
朝、作物を見て・・・嬉しくなる。
夕方・・・水やりして・・・楽しくなる。
この心こそ、作物、植物作りの根底にあるDNAである。
この心を手にしたいばかりに・・・朝早起きして圃場に出かけるのである。
夕方…一杯飲みたいのを我慢してでも・・・灌水に出かけるのである。
大変な草取りもするのである。
この心理を知らないで、貸農園を経営すると大失敗する。
この心理を満たす農園に出来れば大成功する。
それには、的確な正しい栽培法を指導しなければならない。
正しい資材の使い方を指導しなければならない。
そういうことは、当たり前のことである。
最も大切なのは・・・・
貸農園というのは、小さくとも畑である。
土壌を素晴らしいものに改良すれば、借りた土地でも「わたしの畑」という気持ちが起こる。
土壌に「愛着心」が沸いてくる!
この土への愛着する心を芽生えさせ、何年も定着させるさせることが最大の成功のポイントである。
日本は、都会生活者であっても「農耕民族」のDNAがある。
このDNAが・・・日本の会社で「終身雇用」を生んできた。
つまり、畑に一年草作物のみではなく・・・「多年草作物」も植えるようにする。
土壌は素晴らしいものに改良して、来年・・・他人が作ることが・・・悲しいという気持ちにさせること。
これが、一発芸人のような「市民農園遊び」にしない秘訣である。
農業というのは、作物栽培というおは・・・
一年限りの土壌ということはない。
土壌作りを今年手を抜けば・・・来年は・・・良く育たない。
「貸農園」と「貸アパート」との違いは、土壌が生きているということである。
劣化した土壌を元に戻すには何年もかかるということである。
多くの区画が、良く育たない場合は、即、廃業ということになる。
病害虫で全滅すれば、二度と再契約することはない。
こういう再契約する場面でも「完全無農薬栽培」が決め手になる!
なぜか???
ガーデニング、作物栽培する人の深層心理に、他人様から褒められたいという心が宿っているからである。
無農薬で素晴らしいトマトが作れたら・・・・
お友達、隣の人に…おすそ分け。
この時の満足感と達成感が・・・・忘れられない・・・・
満面の笑み。
その喜びの仕方が解った人は・・・・永年渡り定着する!
その根本が「土壌作り」と「完全無農薬栽培」である。
農薬使ったトマトを・・・隣人に・・・胸張って・・・おすそ分け出来る?????
そういうことである。
アレコレ言っても・・・根本は「完全無農薬栽培」が出来るか、どうか。
これである。
kasi no4